「 未来会計・管理会計 」
従来は、大量生産・大量消費の経済社会で“規模の経営”が重要視されていました。そのような社会では、右肩上がり・拡大・多角化経営を行っていれば、さして経営努力は要りませんでした。ところが、今は厳しい競争の時代、いかに合理的に経営を行い、企業を維持・存続していくかを図らなければなりません。“質の経営”が求められるようになってきました。
この経営環境に対応していくためには、「今後、事業をどうしていくのか」という明確な意思決定を行い、事業計画を数字で明らかにして、達成を数字で確認していく…立てた計画の「実践」「行動」「振り返り」「改善」…それが企業存続の唯一の方法になります。
「現在会計」が現在日々動いている会計で過去の数字と現在の数字を比較して現在を見つめ直す会計であるとすると、「未来会計」は、過去会計と現在会計をふまえた上で、将来の目標(理想)を経営計画書にまとめ、最終的には理想と現実の違いを認識し、さらに未来の会社の事業発展に役立つための会計です。
「管理会計」とは、企業利益を追求し、日々の業績を確認するために行う会計、経営者(社内意思決定者)に対してリアルタイムに経営の情報を提供する会計の仕組みと制度をいいます。
これからの、企業会計のあるべき姿はまさしく「管理会計」の導入による「攻めの会計」に変貌することに他なりません。弊社では、業種・業態を問わず、管理会計の構築を通じて「攻めの会計」へと変革するコンサルティングプログラムをご提供いたしております。